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Licaxxx

DJ

SCROLL

人それぞれお茶それぞれの多様な「色」を感じることで、多様性の大切さを感じる特別企画。

自然の恵みと人の手によって育つお茶をひと口、目を瞑って、ひと呼吸。
香りや温度、重さや舌触り、空気との触れ合いを経て、目に見える以上の、
その人にとっての「お茶の色」が心に浮かぶ。

一人ひとりの感性によりそう、お茶の多様性。あなたにとって、お茶はどんな色ですか?

Licaxxx(DJ)

DJとしてのキャリアは早10年以上、活動領域はラジオのパーソナリティ、執筆などにまで及びマルチにカルチャーを発信するLicaxxxさん。ハマったものはとことん追求したいのは自身の特長で、最近はお茶や料理もその対象になっています。すでに様々なお茶の色に触れているLicaxxxさんのお茶との向き合い方を改めて聞きます。

自宅には6〜7種類の茶葉が入れ替わりでストックされ、お湯出し、水出し、お茶割り、まさにお茶を飲み倒しているといった感じのLicaxxxさん。

「煎茶、ほうじ茶、玉露、烏龍茶、それからこういう(この日持ってきた)ブレンドのお茶。日によって変えたりしながら、毎日飲んでますね」

このお茶は[茶屋すずわ]の「月花蜜」という、発酵茶と煎茶のブレンド茶。常日頃、インスタグラムで「#煎茶」などで検索し、これはと思ったものは通販で積極的に買って試してみるのだそう。

「最近[すずわ]さんでまとめ買いして。マスカットのような香りがするって書いてあるんですけど、本当にマスカットの香りがして。これ飲んだだけでおやつの時間って気持ちになる、ちょっと特別なものを飲んでいるような感じがありますね。家で仕事することが多いので、とりあえずお茶一杯淹れて、飲んで、『じゃあ始めるか』みたいな感じになることが多いですね。もしくは、一息つきたいときにも飲みます。家にいる時間が長いとやっぱり、色んな飲み物が飲みたくなる。家で手軽に色々飲めるのが、お茶っていう感じですかね」

DJという活動自体、多くの音楽的なインプットを受けて膨大な知識量と技術を蓄えなくていけませんが、そうしたマインドはDJに限らずLicaxxxさん自身が自然に持っているもののよう。最近ではプロ顔負けの料理の腕前をインスタグラム上で公開したり、かねてより映画、マンガ、アニメなど広い関心領域を生かしての表現活動はLicaxxxさんの仕事の一部であり生活の一部です。

「知識欲みたいなところもありますね。最初に緑茶をたくさん試して、最近は中国茶に手をつけ始めてる。外で何か飲もうってなったときも意識的にお茶探したりするようになったかな。美味しいお茶を知った分、他にも美味しいのがあるんじゃないかって気になります。生きる上で、食べること飲むことをすごく楽しみにしてるから、何でも試したいみたいっていう気持ちはありますね」

何かにハマったらとことん追求したい。素直に“楽しみたい”がベースの直感に近い感覚で向き合うから、かなりディープなレベルに達しているのに、軽やかな印象を与えるのだと感じます。

今ハマっているのは、お茶とお菓子の組み合わせ。

「もしカステラがあるんだったら、紅茶と出してみようとか。お菓子はいただくこともあるし、買いに行くこともあるし、色んな種類がある。それの組み合わせが面白いかな。どら焼きと紅茶がめっちゃ美味しかったんだよな。バターと蜂蜜が効いてるタイプの生地のどら焼きと、紅茶がけっこう最強でしたね。逆にこのお茶は甘みが感じられるから、お菓子なしで単体でいける。渋みもしっかりあるから、季節的にも冷やして飲むといいかも」

「このお茶はちょっと冷めてきてからの味が好きっていうのもあって、割と梅雨っぽい感じのときに飲んだらいいんじゃないかなって思ってる。すっきり晴れって感じじゃなく、じめっとした感じ。蒸し暑いというか、湿度がある感じのイメージです」

直感的なイメージもさることながら、お茶の特徴の捉え方にしても、もはやお茶屋としてお客をもてなせそうな印象のLicaxxxさん。何でもかっこよく深めていく人ってこんな感じ、と感心させられます。自分にとって何が面白いのか、興味を持ったことを自然に深めていくことの良さを改めて感じさせてくれました。

Licaxxx|リカックス
東京を拠点に活動するDJ。Fuji Rockなど多数の日本国内の大型音楽フェスや、CIRCOLOCOなどヨーロッパを代表するクラブイベントに出演。ビデオストリームラジオ「Tokyo Community Radio」の主宰。若い才能に焦点を当て、日本のローカルDJのレギュラー放送に加え、東京を訪れた世界中のローカルDJとの交流の場を目指している。
instagram.com/licaxxx1
twitter.com/Licaxxx

Photography: Kisshomaru Shimamura
Text & Edit: Moe Nishiyama & Yoshiki Tatezaki

人それぞれお茶それぞれの多様な「色」を感じることで、
多様性の大切さを感じる特別企画。
自然の恵みと人の手によって育つお茶をひと口、
目を瞑って、ひと呼吸。
香りや温度、重さや舌触り、空気との触れ合いを経て、
目に見える以上の、
その人にとっての「お茶の色」が心に浮かぶ。
一人ひとりの感性によりそう、お茶の多様性。
あなたにとって、お茶はどんな色ですか?

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