
茶屋すずわ
「月花蜜 夕顔の茶」
内容量:30g
タイプ:リーフ
茶葉、茶器、そして人。
お茶の淹れ方、可能性はその組み合わせの数だけある。
お茶を淹れる時間をノーカットで綴る
“the brew note by CHAGOCORO”
第3回では、norm tea house(東京・蔵前)長谷川愛さんが、後発酵茶と煎茶のブレンド「月花蜜」(茶屋すずわ/静岡)を、熱湯出し急冷で淹れる。
『自分が好きそうな感じだと思って選びました。煎茶(白葉茶)と後発酵茶とのブレンドとのこと。 飲んでみると思ったよりも緑茶感がしっかりある。発酵茶らしい香りもふわっとするけど、メインは緑茶というイメージ。少し温度を下げたお湯で甘くとろっと淹れても美味しかったし、冷たくしてもいけるお茶。淹れ方で表情が変わるのは緑茶らしいなと思いました。
お茶って「自分でこういう風に淹れよう」と思って淹れられるのが面白いと思っています。でも、初めのころはそれが難しく感じてしまいます。だから、まずは日常的にじゃばじゃば飲めるくらいを意識して、お湯の温度も気を遣わず熱いまま淹れるやり方を提案したいなと思っています。
今回は暑い時期ということもあり、熱湯出し急冷で。実は撮影直前に決めました。
香りの良いお茶が好きというのもあり、高温熱々で淹れることが多いですね。鼻に抜ける香りが出てくる。舌でじんわり味わいたいときは湯冷しするというイメージ。しっかり暑い夏の日中からキリッと飲めるように、熱々で香りを出して氷で冷やしました。
お茶を淹れるときは、(急須を降らずに)自然に落ち切るのを待ちます。やわらかく入るように、無駄なものを出さないイメージです。
(氷とお茶はかなりしっかりと混ぜましたが?)
お茶を冷やす行為が好きなんです。あの音と、器の外側の景色が涼しくなっていくのが快感! 見ていて、美味しそうって感じてもらえると思います』
熱湯出し急冷
茶葉 4g |湯量 約120cc|湯温 約100度|浸出時間 50秒|氷 適量
【準備】
・お湯を沸かす
・茶葉を4g軽量して茶則(や小皿など)に入れておく
茶壷=キタイ リカ
やかん=中国四川省のもの
Brewer: Ai Hasegawa (norm tea house) ー Instagram
Director: Hiroki Kataoka (NEW TOWN)
Videography: Soma Hirao
Motion Graphics: Norie Enokizono
MA: Koko Hirakawa
Logo Design: Ximena Criales
Coordination: Emiko Izawa
Edit: Yoshiki Tatezaki
2022.10.28 PAUSE & INSPIRE
2022.11.18 INTERVIEW日本茶、再発見
2022.12.16 INTERVIEW日本茶、再発見
内容:フルセット(グラス3種、急須、茶漉し)
タイプ:茶器
内容量:1個(個包装)
タイプ:リーフ