• THE BREW NOTE by CHAGOCORO

    茶葉、茶器、そして人。
    お茶の淹れ方、可能性はその組み合わせの数だけある。
    お茶を淹れる時間をノーカットで綴る
    “THE BREW NOTE by CHAGOCORO”

    第2回では、TEA BUCKS 大場正樹さんが、熊本県産2年熟成茶葉を使った「熟成熊本烏龍茶」(お茶の富澤。)を淹れる。

    002|熟成熊本烏龍茶 by 大場正樹(TEA BUCKS)

    BREWER’S NOTE / 解説

    『春らしさを意識して、花の香りのあるお茶として選びました。熊本[お茶の富澤。]さんの烏龍茶で、1年ほど前から扱わせていただいています。特徴はその香りなのですが、熟成されている分、紅茶のような香りもある烏龍茶に仕上がっています。水色も茶色でありながら、紅茶っぽい赤みもあります。

    使っている急須は、急須作家・山崎さおりさんの宝瓶(ほうひん)と呼ばれる茶器です。玉露など高級煎茶で使われることが多い茶器です。中国茶器でもよく使われます。この宝瓶は内側に釉薬が塗ってあり、つるっとしているため香りがストレートに出やすいことや、サイズ感もちょうどいいので選びました。

    淹れ方は特に変わったところはないと思います。熱湯で淹れて香りを出します。淹れる際、宝瓶をいっぺんに傾けると茶葉が詰まってお茶が出づらくなるのでゆっくりと。蓋周りと底の熱くない部分を持つようにしてください。

    60秒待っている間に何を考えているか? けっこう「無」かもしれないです(笑)。何も考えず、時計の針を眺めたり、「無」に近い気がします。

    今回は1煎目だけですが、普段は3煎目まで飲んでいます。香りが落ち着いていってすっきりとした飲み口になっていきます』

    BREWING RECIPE / 淹れ方

    茶葉 3g |湯量 約100cc|湯温 約100度|浸出時間 60秒

    【準備】
    ・お湯を沸かす

    1. 茶葉を3g計量する
    2. 熱湯を宝瓶に注ぎ(適量)、蓋を閉め全体を温めたら片口に移す
    3. 茶葉を宝瓶に入れる。片口を温めたお湯は捨てておく。熱湯を100cc注ぎ入れる
    4. 宝瓶の蓋を閉め、60秒待つ
    5. 茶漉しをのせた片口に烏龍茶を注ぐ。宝瓶をゆっくりと傾けて一度で注ぎ、水が切れたら蓋を開け注ぎ口の反対側を軽くたたき茶葉をならして、最後まで注ぎ切る(宝瓶の蓋を少し傾けておくことで残った茶葉が蒸れすぎないようにする)
    6. 片口から茶杯へ烏龍茶を注ぎ入れる

    TEAWARE / 茶器

    宝瓶=山崎さおり
    茶漉し=金網辻
    茶則と茶通しセット=TEA BUCKS × MAISON D’ PULSE Original 茶則(真鍮)No.3


    Brewer: Masaki Oba (TEA BUCKS)
    Director: Hiroki Kataoka (NEW TOWN)
    Videography: Soma Hirao
    Motion Graphics: Norie Enokizono
    MA: Koko Hirakawa
    Coordination: Emiko Izawa
    Logo Design: Ximena Criales
    Edit: Yoshiki Tatezaki

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